セレクト書店を開くか、雑貨店を開くかで、どちらを開けばよいか迷っています。セレクト書店は特定のテーマに絞った専門書店とのことで、テーマに合った雑貨や化粧品などを販売するお店のことです。雑貨店だけよりもお客さんが来そうな気がします。始めやすさという点では、どちらがいいのか迷っています。詳しい方、アドバイスお願いします。
セレクト書店を開くには、かなり本と雑貨に精通していないときびしいと思います。本も毎月膨大な数が発行されており、その中から特定のものを選び出す能力、さらにそれに合った雑貨を探してきて、仕入れるのはかなり難しいと思うのです。最近の若い方はスマホを使ったネットの情報など、かなり見る目がありますから中途半端な品揃えや、その時の売れ筋などをきちんと把握していないとまずいと思います。スタッフを雇うにしても、ちゃんと説明できる本に精通している人や、雑貨に精通している人などを集める必要が出てくると思います。一例をあげますと、brisa libreria(ブリッサ・リブレリア)というセレクト書店が青山にあります。ここは、ココロ・カラダ・魂の調和をテーマにした本を中心に品揃えし、約5000冊の蔵書しており、「生命(いのち)をめぐる物語」の棚があります。 また、ヨガの本は初心者向けから上級者まで充実させていま。 このようなこだわりがセレクト書店には必要です。また、雑貨店をやるとしても、具体的にメインとなる雑貨は、例えばアメリカンやカントリーなどの輸入雑貨にするのか、国内のおしゃれなインテリア雑貨にするのか、キッチングッズ関連の雑貨にするのか、などなど雑貨の種類は絞って考えておられるのでしょうか?まずこれが一番大切です。 ただなんとなく集めただけの雑貨がある、というお店にはお客様は魅力を感じません。あれが欲しいからあの店に行く、と思わせる得意分野がないといけません。つまり、どちらを開くにしても、あなたが得意とする分野で頑張り、特徴あるお店にしなければやっていけません。