30代女性です。現在勤めている事務方の仕事を転職しようと思っています。過去にも転職を考えた時期もあり、建築士とインテリアプランナーの資格を持っていますが、結局それらの資格を使用する転職はできず、今に至っています。ですが、今回は本気で転職を考え、今のところ大好きな輸入雑貨屋で働こうかなと思い始めています。そこで、雑貨屋で働く上で、建築士の資格は無理でしょうが、インテリアプランナーの資格を持っていることは有利になったり、役に立ったりするのでしょうか？

一般論としてお読みください。仕事をするうえで、ものすごく専門性のある一部の国家資格（弁護士や医師等）以外、資格というもの自体には大した意味はないとおもいます。例えば看護師や弁護士など、取得していることが就職の第一条件であったりする職業もありますが、そのような専門職以外では結局その資格を活かして「どんな実績を作ったか」ということが本当の価値であり、面接や就職の際に確認され、重視されることです。どんなに優れた道具を持っていてもそれを使い、何か作らなければ意味がないのと同じです。雑貨屋で働く上での資格が役立つか、という事ですが、今お持ちの資格での実績をアピールされることは重要と思います。あるいは、それらの資格を取得するための過程での知識や努力をアピールすべきと思います。ただ、おそらく転職をするにあたって重要なのは、それらの資格そのものでなく、あなたの人間性や能力ではないでしょうか。ですから、今までの仕事全体においての実績や結果を今一度思い出し、面接等でアピールしてみて下さい。資格はあくまで履歴書等自分の持つ能力をアピールする道具にすぎません。無事雑貨店に転職した後、「あの人の店づくりは素晴らしい」と評価された時、実はインテリアプランナーの資格を持っていたんです、と言われるくらいがいいのではないでしょうか。そして、そうやって実績が積み重なり、より高い評価になっていくことと思います。昨今、転職事情大変厳しいと思います。資格を持てば有利と考えるのではなく、自分の実績と能力を伸ばすための資格、と考えなくてはいけないと思います。頑張ってください。