個人でお店を経営している方にお聞きしたいことがあります。個人で飲食店や雑貨屋さんなど、お店を開いていたり、独立した商売をしている人は、どうやって生計をたてているのかな?と不思議に思ってしまいます。リスクの方が大きいのじゃないかと思ってしまいます。個人経営って、会社勤めと比べてどんな良い所があるのでしょうか? 個人で経営する方々は、どんな勝算があって起業なさったのでしょうか?特に飲食店をなさっている方に伺いたいです。自分でもできるのかどうか、すごく気になっています。ご回答よろしくお願いします。
何故、個人経営をしているのか? と聞かれれば、自分で商売をして営業し、その分が自分への見返りになるっていう事が好きなんです。自分自身のやりがいや楽しみや性分がそうさせるのです。 会社の雇われ社員と違って、マネジメントや戦略など自分で考えて管理して、それで得る成果は、仕事への価値観や仕事への取組み姿勢を満足させ、充実させるからです。飲食店経営は、食材を仕入れて調理を行なうという付加価値を加え、調理後の料理を適正価格でお客さんに提供し、売上から材料費や店の光熱費などの経費を引いた金額を利益として受け取り、それで生計を立てるお仕事です。 お客さまがたくさん来るかどうかのリスクはありますが、提供する料理が安く、味が良ければたくさん売れるので儲けも生みやすいです。知人の夫婦は、繁華街に隣接する所で「手巻き寿司と駄菓子」のお店を開き、小さな空間と安い原価ながら、当時は持ち帰り寿司が少なかったので「あそこに出かけたら、帰りのお土産はあのお店の巻き寿司」といわれるくらい有名になり、相当利益を上げたようです。お店の儲けが出始めたら、税金対策として、会社組織にして「会社のもの」という名目で物を購入すれば税金の負担を軽くできます。たとえば自動車の場合、サラリーマンならなんの税制優遇も得られないないのですが、自営業なら「送迎のため」とすれば、会社の名義で自動車を買うことにより、減価償却として、利益から自動車の購入費用を差し引くことが出来て、税金が有利になります。