今年高校受験です。将来、デザイナーになりたいです。けれど、インダストリアルデザイナー・雑貨デザイナー・プロダクトデザイナーそれぞれの違いがよくわかりません。何から勉強していけばいいかもわからなくて、どうしていいか悩んでいます。仕事につくために、詳しい仕事内容やどういった資格や知識が必要なのか教えて下さい。
デザイナーのくくりで言うと、全て「工業デザイナー」に分類されます。おおまかにですが、分けるとしたらインダストリアルデザイナー・プロダクトデザイナーは、車・電化製品・家具デザインなどに使われることが多いです。区分はあいまいな分けかたで「テキスタイルデザイナー」はカーテンのことですし、「服飾デザイナー」は服、靴、バッグとジャンルを細かくしていけばどれだけでも分けられます。それは「雑貨デザイナー」にも言えて、範囲もあいまいです。どういった範囲を指しているのでしょう?1つのブランドの小物のデザインという範囲でしょうか?もしそうであれば、そこまで特化したデザイナーはほどんどおりません。たいていの場合、ひとつに特化せずグラフィックや戦略などトータルに作業をします。ちなみにデザインは第一にセンス、次に能力といった世界なので、資格はあまり意味がありません。知識は役立つかもしれませんが、それ以上でもそれ以下でもないです。(建築士、溶接、車の免許など技術的な免許は持っていても損はないです)知識をつけたいということで学んでみるのは結構だと思いますが、きちんとした基礎を学べるのはやはり美大や専門学校なので、そちらの方をお勧めします。ご自分の中でどんなデザイナーになりたいか、形にできたらまたお知らせ下さい。その時はもっと詳しく説明させていただきます。