書籍名 | 真似したいインテリア・ライフスタイル ドイツ式 心地よい住まいのつくり方 [Kindle版] |
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出版社 | 講談社 |
ISBN-10 | |
ISBN-13 | |
発売日 | |
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タニアさんの、小さな空間ですっきりと暮らしていくスタイルに共感してきました。鹿児島に家を建ててそのことが本になったと知って早速購入しました。ここまでこだわって家を建てることができたら素晴らしいですね。こだわりのベースには、ドイツ人のおじいさんの「家は100年持たせるもの」との意識が生きているようで、一生付き合っていくものへの愛情が感じられます。地元の方々の意見もたくさん取り入れて建築したようで、ちょっとした思い付きで田舎暮らしを始めたわけではない堅実さが感じられる、タニアさんらしいエピソードでした。建築段階からしっかりと参加して、プロの意見も地元住民の方の意見も同じように考慮して、楽しく家を形づくっていくタニアさんの生き方自体がとてもすがすがしく、家を建てることに限らず、こんなふうに生きていけたらいいなぁと思わせてくれました。
ドイツ式のシンプルでものを増やさない暮らし方、古いものとも上手につき合っていく暮らしなど、賢いインテリア術を提案してきた人気のタニアさんが、ご主人といっしょに鹿児島に家を建てました。日本の風土や鹿児島の気候を念頭に置きながら、お気に入りのドイツ式を随所に織り交ぜ、居心地のいい空間づくりを実践しているタニアさん。そんなタニア流の家づくりを、建築の計画段階から完成を経て実際に暮らしをスタートさせるまで、そして暮らし始めてから現在までの状況を、お馴染みの読みやすいエッセイと美しいビジュアルとともにご紹介しています。いちから作った家ですから、随所にタニア流が生かされ、私たちも参考になるアイディアがたくさんです。これから家を建てる予定のある方、リフォームやリノベーションを検討中の方から、ちょっと部屋の模様替えをしてみようかなと思っている方まで、きっとたくさんの気付きを与えてくれる本になりますよ。「家は、建てたときが完成ではなく、暮らしながらつくるもの」。そんなタニアさんの思いがしっかりと伝わってくる一冊です。