書籍名 | 暮らしの器・器使いと料理 (おいしい暮らしとインテリア) |
---|---|
出版社 | 成美堂出版 |
ISBN-10 | 4415310850 |
ISBN-13 | 978-4415310855 |
発売日 | 2010/08/02 |
商品サイズ | 8.8×21.1×1.2cm |
価格 | 1050 |
こんなにセンスのいい本は久しぶりと言うくらい、素敵な本でした。著名人のこだわりの器やインテリアを見せてもらっているのですが、どのお宅のこだわりも実に興味深く、プロはこんな風に暮らしを彩っているんだなと感心しました。器もどうしても欲しいものが出てきてしまったので、ちょっとお値段が張りましたが、これも出会いだと思って購入しました。この器があるだけでインテリアの雰囲気が変わった気がします。
心地良い部屋と、食べることを楽しむための素敵なアイディアが満載された一冊です。今回のテーマは器。毎日使う愛すべき器たちを、器に深く関わってきた方々に見せていただきました。愛着のある器は日々の暮らしに彩りを添えてくれます。あなたもそんな器と出会ってみたくありませんか。まずは料理家やデザイナー、ショップオーナーのみなさんの器使いとおもてなしの一品を拝見しましょう。ちょっとの欠けも料理のシミも味わいとなる器の良さ、違ったテイストで揃える楽しさ、無駄な装飾のないシンプルな洋食器、どんな料理トとも相性のいい北欧の器、簡単料理なきっちりした器で映える、脇役である器のニュートラルな魅力、ちょっとあか抜けないところに味がある東洋の器、多国籍な器使いなどなど、暮らしのプロの方々の器選びからは人生観が垣間見えてきますね。コラムも楽しい内容が揃いましたよ。マイ茶わん拝見、おいしいお茶に欠かせないポット、おはしのはなし、あると便利な台所道具など、時間を忘れて読みふけってしまいそうです。漆作家とフードコーディネーターが提案する、普段使いの漆の器とおいしいごはんのコーナーも注目です。そして器屋さんがすすめる使い勝手のいい器たちのコーナーでは、すぐに欲しくなりそうな魅力的な器がセレクトされています。器の基礎知識として、サイズや種類についても知っていきましょう。巻末には、お気に入りの器に出会えるお店と陶器市のリストをお付けしましたので、早速お出かけしてみませんか。