書籍名 | インテリアコーディネーター 私が選んだ“人を幸せにする”仕事 |
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出版社 | ハウジングエージェンシー出版局 |
ISBN-10 | 4899901941 |
ISBN-13 | 978-4899901945 |
発売日 | 2010/12 |
商品サイズ | 8.6×13×1.8cm |
価格 | 1050 |
インテリア関連の仕事をしていますので、この本には興味をおぼえ購入しました。いわゆるテクニック本とかスキルアップ本の類とは違っていて、彼女がなぜインテリアに興味を持ったのか、ローカルエリアでフリーとして働き続けるために行ってきたことやこだわりが語られています。業界関係者はもちろんですが、女性のライフスタイル本としてもたいへん興味深い内容です。
株式会社ヒロデザインスタジオ・代表取締役の小西裕美さんによるインテリアの世界の魅力を描いた一冊です。インテリア関連の仕事を天職だと信じる彼女が、インテリアに賭ける思いのたけを余すところなく語った注目の本です。序章では、インテリアで工務店を元気に!と題し、お客様が求める「生活者目線の専門家」の対応について語っています。地域とのつながりを重要視する共存共栄の道、「生活者目線」導入による工務店の飛躍の秘密、インテリアコーディネーターはジョブコーディネーションに欠かせない人材、インテリアコーディネーターを実践で鍛えて工務店の貴重な戦力にしていくなどが語られます。第1章では、小西さんがインテリアコーディネーターになるまでの道のりが語られており、インテリアに目覚めて転身していった様子や就職先の建築会社で学んだこと、デザインの勉強をしたことなどが綴られています。第2章は独立に関して。独立を決意してからその後の苦闘、アメリカ研修での成果やスランプからの脱出法など、興味深い内容です。第3章ではこれまでの記憶に残る仕事が記されています。関連業者と協力しながらお客様の思いを実現していったケースが紹介されています。そして第4では現在の姿が語られ、工務店とのコラボ、講師の活動や新規事業のこと、化粧品のブランド立上げや地元発のオリジナル商品の開発の件など、今現在の活動内容が紹介されています。最後の第5章は人を幸せにする仕事としてのインテリアコーディネーターを語ります。工務店とのコラボや共存共栄の重要性、インテリアコーディネーターに必須のスキルや適性、そしてインテリアの将来にまで話は及んでいます。インテリアが好きでその可能性を信じ、地元で活躍する彼女の奮闘記。