木工雑貨はどこの国がお勧めですか?木工細工の仕事をしていますが、研修も兼ねて近々海外へ行って色々と勉強してきたいと思います。木工細工は、家具とかの大物ではなく、主に小物の木工雑貨を見てまわりたいと思っています。どこの国でもよいので、ご存知の所をアドバイスお願いします。
伝統の木工工芸といえば、やはりベトナムじゃないでしょうか? 日本と同じくベトナム人は手先が器用ですから、伝統の木工工芸は多く見かけられます。 木工雑貨では、ハノイから20km離れた所にある、フー・ケー村の伝統的な木工が有名です。同じく日本への輸入雑貨では、インドネシア・バリ島の雑貨が注目を浴びています。 なんとも言えないエキゾチックな南国のムード一杯で、その手作り感や繊細な出来映えは、手先の器用な日本人からみても素晴らしいと感じるものが多いと感じます。 ロウケツ染めの一種である「バティック」と言われる布や、クマ取りを施したような木工加工の素朴な置物などがあります。また、アメリカのニューメキシコ州にあるサンタフェの雑貨もいいですよ。 サンタフェの方は、スペインとアメリカ・インディアンの文化が混じったエキゾチックな魅力が溢れています。 木工はあまりないかも知れませんが、独特の模様をあしらったマットや絨毯が有名です。 さらに、ヨーロッパ方面はいかがですか? ドイツの山岳地帯の木工細工の牧場の動物セットなど有名ですよ。 またスカンジナビアの木工職人の手仕事で、ラップランド地方に古くから伝わる伝統的なカップの”ククサ”、木でできた暮らしの道具などがあります。 一回限りの海外旅行では学びつくせないのではないでしょうか? 金銭的余裕があれば、全世界を廻って見分を広めたいものですね。