家具・インテリアの仕事に就きたいと思っています。あるインテリア学校のガイダンスに行ったのですが、私がやりたいと思った、家具などを扱う仕事は、インテリアデザインでなく、雑貨のほうの講座がいいと言われました。インテリアと雑貨とは違うのでしょうか?今までわたしが考えていたのとは、違うのではないかと思い迷っています。インテリアショップに勤めているかたで何かアドバイス出来たら、教えていただきたいのですが?
インテリアとは室内装飾品全般を指すので、小物雑貨や室内家具なども含まれます。一般的に家具と言えばタンスやテーブル、イスなどを指しますから家具は雑貨とは言いません。ただ、家具などを扱うといっても、家具職人になるのではなさそうですので、やはり雑貨系よりはインテリア系の専門学校を選んだ方が良いと思います。インテリアデザインの学校では、東京デザインプレックス研究所というのがあり、ここでは次世代インテリアデザイナー/空間デザイナーのための全80プログラム(200時間)を無料で受講できるそうです。 これらをプレックスプログラムといって、コンセプトデザイン、ボーダレスデザイン、ソーシャルデザインなどのジャンルに細かく分かれており、専門技術を磨くことが出来ます。家具であれ、雑貨であれ、このような基礎的な専門技術を学んでからインテリアデザイナーになるのが理想的です。もしあなたがインテリアデザイン方面でなく、インテリアコーディネーターになりたいのであれば、日本工学院デザインカレッジにインテリアコーディネーターコースがあります。 インテリアコーディネーターとは、住空間のトータルコーディネート、新しいライフスタイルを提案するプロです。消費者が家を建てたりリフォームしたりする際に、家具や照明器具、カーテンなどの商品選びや住宅計画の提案を行います。そのためインテリアコーディネーターには豊富な商品、ライフスタイルに対する知識やアイディア、センスなどが必要となります。