雑貨屋が好きで、ついつい見て歩いてしまいます。でも、いままで雑貨屋さんで雑貨を買ったことがありません。買おうと思うと、百均(100円均一)の方が安いかも・・と思うと、なんとなく買えないのです。他のお客さんを見ていると、見てまわるだけで、実際に買っているのはあまり見たことがありません。雑貨屋さんは、本当に売れているのでしょうか?
雑貨屋の内情に詳しい立場からコメントさせていただきます。 雑貨屋に行くのに、購入目的を持って行くのは少数派であり、見るために行くウィンドウショッピングと同系列に思っている人の方が多いようです。 雑貨屋さんのお客さんを見ていると、見てまわるだけで帰られてしまうお客様が多いように思われます。ではなぜ成り立っているかと言いますと、他の業種にくらべて利益率が高いものがおおくあります。 また自分の必需品よりは、プレゼントするための物を買うのが多く、この場合、少々高めであっても、こだわったものが売れるという要因もあります。 すべてではありませんが、このような理由が雑貨屋の経営を支えているといえるでしょう。家具など高いものは、インテリアとして飾りという意味でおいてある事が多いですが、まったく売れないというわけでもなく、珍しいものであれば、富裕層の人などが買っていく場合もあります。雑貨屋は見た目ではキャラキャラしていて華やかですが、実際にはギリギリの経営をしているところが少なくありません。 どこにでもある雑貨を置いていても、お客様がこなくなってしまい、売れなくても珍しい商品や、次から次へと新製品を回転させないとお客様に飽きられてしまいます。 売れ筋の商品が無いのも困りますが、目新しさも雑貨店には重要なことですね。