もともと語学や輸入雑貨に興味がありまして、バイヤーなども考えていました。しかし、調べるうちに輸入バイヤーは労働時間や収入が安定しないことを知りました。自分で経営をしていかなければならず、自分のペースで仕事も出来ずにそうとう過酷なものだと聞き断念しました。それで、バイヤーの代わりになるようなものがないかと調べてみたら、通関士という仕事をみつけました。輸入に関わる仕事だそうで、もし、こちらが自分のやりたいことに合えば通関士への進路を考えてみたいと思います。そこで、通関士という仕事について教えたほしいです。この仕事はデスクワークばかりなのでしょうか?あと、語学を活かして輸入雑貨などに関わることができますか?
元通関士です。結論から言うと、残念ながら通関士の仕事は、バイヤーや経営者とはほぼ無関係の仕事です。通関士は税関やその他関係省庁、倉庫、ターミナルなどの現場作業や船会社・代理店・客先との打ち合わせ・営業などの仕事をします。そのため、デスクワークはあまりありません。外に出ていることの方が多いです。もちろん、時間も不規則です。あなたのイメージとは大きく違い、現場で作業員とワーワーというような泥臭い仕事です。言い合いも多く、気が強くないと務まらない仕事です。華やかさなんてありません。それと、もし通関業務につくことができたとしても、担当は会社しだい、どの業務がしたいなどの希望はかなうかどうかもわかりません。業界自体での正社員の必要性が少なくなっている昨今ではあまり未来が明るいとは言えませんし。以下の理由で、通関士はお勧めできません。個人的にはどちらかといえばバイヤーを目指した方がいいと思います。