デザイン系の学校の面接で、志望動機をグラフィックデザイナーとしたいのですが、グラフィックデザイナーの仕事が広すぎてなにを言うのかよくわかりません。自分で撮った写真などをポスターにするのもグラフィックデザイナーの仕事でしょうか?また、グラフィックデザイナーになる資格はどんなものが必要でしょうか?アドバイスおねがします。
簡単にいうと、ポスター、カタログ、チラシ、食品や化粧品などのパッケージ、書籍などの装丁など、主に印刷物を対象にデザインするデザイナーの人たちをグラフィックデザイナーといいます。大手メーカーでは、この辺りが細分化されており、パッケージのみを行うデザイナーはパッケージデザイナーですが、書籍の装丁はブックデザインということで、それのみ行うデザイナーがいます。デザイナーの資格というのは特にありませんが、デザインするためのツールを使いこなす技術は必要です。たとえば、アドビのイラストレーターやフォトショップ、それにフラッシュなどのグラフィックソフトを自由に使いこなせる技術が必要です。あとは、デザインセンスがものをいいます。 当然ながら、手書きの絵などが得意な方が仕事がはかどります。仕事は全て、クライアント(依頼者)の指示で行い、できばえを判断して採用するかどうかを決めるのもクライアントです。つまり、お客様の要望に応じて、もっとも適したデザインを提供するのが仕事になりますので、自分の好き勝手にできる仕事ではありません。就職の場合は、ほとんどが大手企業のデザイン部門に勤めることになり、個人で仕事をするというよりも、部や課単位、もしくはチームで仕事をすることになりますので、それなりの協調性がないとやっていけません。