高校3年生です。自分は将来漠然としているのですが、ものづくりをしたいと思っていますが、それがどういった職業を意味するのか、自分でもわかりません。おそらく職種としてはデザイナーだと思うんですが、デザイナー=美術といった感じで考えてるのには納得いきません。自分でなにかデザインして世に送り出すことができればどのような職種でもかまわないと思っています。洋服でも雑貨でも作詞作曲でも生活用品でもなんでも とりあえず中身に関与できればそれで満足です。ですが、本当にデザインとはなんなのか調べれば調べるほど分からなくなってきました。どなたかアドバイスいただけないでしょうか。よろしくお願いします。
はじめまして。一般的にはデザイン=美術というイメージがあるでしょうが、 物作りの現場では全く違っています。あなたの文章を読むと、そのイメージに抵抗があるように思えます。いずれにせよ、いかに早く、良い物をこなれた価格で市場に出せるか、というのが商業主義な今の世の中での勝負という感じです。物作りに特化したいなら、企画室とか開発室とか部署があるメーカーを目指せばいいんじゃないでしょうか。デザイン事務所では広告関係やパッケージのデザイン等グラフィックの仕事が多くなります。デザインの大きな物は都市景観デザインとか建築系でしょうがインテリアやインテリア雑貨、アパレル等のファッション系、キャラクター雑貨や文具など立体物のデザインは多種多様ですし、自分の作りたいものを突き詰めていけばいいんじゃないですか。学校はあくまでデザインの(物作りの)現場に出ていくための足がかりでしかありませんが・・・グラフィックよりはインテリア等、3Dで企画デザインできる学科が良いと思います。普通の大学と違って、成績優秀な人がいい会社に行くわけではないので企業との相性が大事です。先は長いですよ。一生、デザイナーでいける人は案外少ないんです。頑張ってください。