先日都内の大手百貨店に行ってきたのですが、中に入っている雑貨店が多いのには驚きました。数十件のお店が一階から7階まで入っているんです。それに、人の流れは多いものの、雑貨店で実際に買ってる人が少ないのも気になりました。この状態で儲かっているのか疑問です。百貨店のテナント料もバカにならないでしょうし、よほど売り上げがないと赤字だと思うんですよね。業界に詳しい方、教えてください。
多くの雑貨店はお店の売り上げだけでは儲かっていないでしょう。ただ、雑貨販売はそれなりの粗利がありますので、一部のヒット商品を持っていれば、それなりの売り上げは維持できます。大概の雑貨店は、売り上げに対して粗利がそこそこあるからやっていけるとおもうのですが、中には、他の本業があり、雑貨店は副業程度でやっている所も多いですね。 中には、雑貨店はアンテナショップとして採算度外視で市場調査の為に出している所もあります。 これは、有名チェーン店やメーカー直営店などに多いですね。 また個人出店の雑貨店では、資本に余力があり、ただ好きでやってる人も多いので、儲けにこだわらなければ普通に維持していけるぐらいにはなります。 扱う品物にもよりますが、輸入雑貨などは原価がとても安いので、わりと粗利が出ることもあります。ファッション系の服飾は、シーズンオフでは、ほとんど捨て値処分なので、売れれば大きな粗利を取ることが出来ます。また、大手百貨店でも、店舗に空きがあるよりよいという事で、テナント料を大幅に安くして出店してもらったりしています。 ともあれ、赤字で撤退する所も多いですが、売れていないようでも、宣伝費と割り切って、なんとかやっている所も多いとおもいますよ。