雑貨デザイナーやファッションデザイナーになれる人ってどれくらいいるんですか？デザイナーの学校に通っている女です。もともとデザインが好き（とくにクラフト）で、入ったのですが、卒業が近づくにしたがって、不安になりました。デザイン学校にいったからにはデザインがしたいのですが、どれくらいの方がなれるもんなんでしょうか？また、どうやって審査されるのかも知りたいです。実際にデザイナーとして働いている方いましたら教えてください。

雑貨デザイナーをしている40代の男です。かれこれ15年以上この仕事に携わっています。自慢じゃないですが、グッドデザイン賞も受賞したことがあります。私は主にステーショナリーのデザインを手がけていますが、一番こだわる部分は利便性です。デザインがいいものは使い勝手が悪いとよく言われますが、使い勝手よくデザインがいいものを心がけています。さて、本題ですが、私の場合は在学中にコンテストなどにばんばん出展して、賞をもらいました。その賞とポートフォリオを面接の時もっていき、いかに自分はデザイナーに優れているか売り込みました。デザイナーを目指すのであれば、実績は絶対条件だと思います。普通の総合職などの面接の場合は、人柄などを判断されますが、デザイナーに関してはデザインがほぼ占めていると私は考えています。私も面接官をしたことがありますが、デザインでほぼ決めます。デザイナーをやっている人間の観点からこの人間のデザインが優れていると感じた時じゃないと採用しません。それぐらいデザインはシビアな世界です。確率の質問でしたが、私の経験値でいうと10％～15％くらいです。一部の人間しかなれない狭き門ですので、これから目指すのであれば、本物のデザインになるべく触れ自分の実力を試してください。