書籍名 | hummingbird eating |
---|---|
出版社 | mille books |
ISBN-10 | 4902744686 |
ISBN-13 | 978-4902744682 |
発売日 | 2013/11/10 |
商品サイズ | 6×18.4×1.2cm |
価格 | 1890 |
贅沢な一冊だなと思いました。著者が30年にわたって、厳選に厳選を重ねたものたちは、本当に美しい。写真から著者の思いが伝わってくるようです。ものを大切にする気持ちを教えてもらったような気がします。鳥のモチーフが好きなので、小鳥がとまっているお皿は大好きです。椅子の上に重ねられたお皿もいいですね。大きさや深さ、そして色、きっと食べやすく、お料理をおいしく見せてくれるんだろうな、と想像します。食器棚の様子も、まじまじと眺めてしまいました。計算しつくされた美しさなんだろうな。和食器の風合いがいいな、こんなに数があるのに、ごちゃごちゃして見えない、カトラリーもセンスよくまとめられてるな、など参考にしたいことがたくさんありました。いただきものの食器や、その時自分の好みでそろえた食器ももちろん大好きだけど、何十年先のことも考えて、ずっとともに生活していきたい食器を見付けるのもひとつの方法だなと思いました。
奈良のカフェ&雑貨店「くるみの木」石村由起子が長年に渡り集めてきた大切なものを、写真家・市橋織江が撮影。岡尾美代子がスタイリング。著者の大切なものがていねいに、そして美しくまとめられた、見ているだけで心が和んでくる一冊です。手触りが伝わってくるような写真、それにこめられた文章、大人が愛する一冊になっています。 著書: 石村由起子、香川県高松市生まれ。1984年、奈良市内にてカフェ・雑貨店「くるみの木」を、2004年、奈良・秋篠にてゲストハウス・レストラン・ギャラリーを併設した「秋篠の森」を始める。著書に『hummingbird living』(mille books)、『おとなの奈良めぐり』(PHP研究所)、『奈良・秋篠の森「なず菜」のおいしい暮らしとレシピ』(集英社)、『奈良「くるみの木」のレシピ』(角川SSコミュニケーションズ)、『私は夢中で夢をみた』(文藝春秋)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)