書籍名 | 雑貨屋さんのお作法 |
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出版社 | 主婦の友社 |
ISBN-10 | |
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雑貨ショップを開業した方におすすめする、開業した後の店舗運営、接客マニュアルについて書かれている一冊です。ショップをオープンさせるまでが大変ななのではなく、ショップをオープンさせ、維持し続けていく大変さをショップオーナーの天沼寿子さんが教えてくれる本です。実体験から、売れる雑貨ショップをつくるためには16の秘訣があり、一つでも欠けたり、怠ったりしてはいけないという「お作法」を説いている本です。ショップがオープンすると安堵感から少し手を抜いてしまいますよね。商品陳列が陳腐化してしまったり、お客様に対してお座成りになったり、汚れや乱雑、整理整頓など気づきが少なくなってしまいますよね。そんな馴れ合いの部分を指摘している「お作法」の本です。「いつもと変わらない店構えはお客様に安心を与える反面、変わり映えしない商品陳列は、着目する箇所もなく、お客様の購買欲を掻き立てることはない。日々進化形でなけれなばらない。商品陳列の見直しは日々実践すべきである。いつも来てくださる顔なじみのお客様に親しみを持つことは大切。ただ、その親しみを馴れ合いにしてはいけない。言葉づかいや立ち振舞いは、常に意識して好感の持てるものでなければならない。」など、雑貨ショップに限らず、どの流通業にも参考になるものばかり。「販売員を育てるのは大変なことで、叱りすぎも褒めすぎも相手のためにはならず、成長をとめてしまう。売り上げを上げていくためには、販売員一人一人が売り上げを意識し、接客業を担う一人であるという心構えを持つことが必要。」など、わかっていてもなかなかできないこと、改善できないことを少しでも解決に導いてくれる一冊です。実体験の実例を用いての説明書なので、雑貨ショップで働く方、ショップ経営を目指す方、ショップ経営で悩んでいる方はもちろん、ほかの流通業で、商品陳列方法や、人材育成で悩んでいる方にもおすすめの一冊です。