書籍名 | 住む。 2012年 02月号 |
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出版社 | 農山漁村文化協会; 季刊版 |
ISBN-10 | |
ISBN-13 | |
発売日 | 2011/12/21 |
商品サイズ | 8.2×20.8×0.8cm |
価格 |
毎号楽しみにしています。ホッとする内容で「住む。」の大ファンです。今月号では“「基本」に、かえる。”や“モダンデザインの生活道具 プロ仕様の道具”などの特集や紹介してあります。雑誌の感じから60代以上の方が好みそうですが、私のような30代でも楽しめる一冊です。家を建てる、引っ越しを考えている方にはぜひ参考にしてほしいです。
高層ビルや真夜中でも明るく照らすネオンを象徴している都心での生活は、交通の便が良く、たくさんの人が暮らしているために住まいの数も多く、隣りの家との距離が近い環境にあります。一方、田畑や森林が多く自然の香りに包まれた地方では過疎化が心配されていますが、これまでに培ってきた生活経験があり、隣近所で構成されているコミュニティーは力強い存在となっています。そのような環境下で私たちは一戸建て、マンション、アパートなどを賃貸、分譲、購入をして生活をしています。共通して言えることは、そこが出発点であり、素敵な人生を送る原点となることです。「住む。」は、これまでの歴史ある文化から学んだ知識やノウハウからこれからの時代に合わせた工夫などを住まいと暮らしの観点からたくさんの情報を提供してくれる生活専門誌です。快適な住まいを手に入れるために必要な衣、食、環境、技術、雑貨なども様々な角度から解説します。また、タイトルの句点が半円の理由は、住まいは完成しない、住み手が育てるものという意味が込められています。住めば都と言われますが、家も愛着を持って接し大切に管理すれば期待以上の恩返しがあることがこの一冊から感じられます。「住む。 2012年 2月号」では、“「基本」に、かえる。”、“家物語 作り、育てて38年、大きな庭と小さな家。”、“高橋みどりの いつもの食卓 暮らしの基本は食べること。”、“モダンデザインの生活道具 プロ仕様の道具”、“木工作家・村上富朗が遺したもの”などを特集、紹介します。毎号興味深い内容構成の連載も収録しています。どの地域に住まいがあったとしてもその土地には温かい心を持ち合わせている人々がいます。そこから何かをつかみ取り、その土地の文化を感じてほしいと思います。