書籍名 | フレーム・イン・ザ・インテリア―インテリアの中の額装 |
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出版社 | トーソー出版 |
ISBN-10 | 4924618845 |
ISBN-13 | 978-4924618848 |
発売日 | 2007/10 |
商品サイズ | 5.2×18×1.4cm |
価格 | 1680 |
額縁とかを扱っているお店があるのは知っていましたが、こんなに深い世界だったとはまったく知りませんでした。クリムトの絵を飾るのにいい額を探していたのですが、そこでたまたまこの本の存在を知り額装というものに興味が湧いてきました。何気なく選んだり、壁に掛けたりしてますけど、空間をコーディネートするという感覚でやってみると確かにおもしろいです。最近は照明にも凝ってるんですが、スポットで額装を照らしたりすると、実にたくさんの表情になってきて、インテリアがいろんな形に変化するんです。大きく模様替えしなくても、部屋の雰囲気を変えられるのがとてもおもしろいですね。日本人って、ヨーロッパの人たちに比べて絵とか写真ってあんまり飾りませんよね?壁に対する意識がそう高くないというか…。でもそれほど広くはない日本の住居こそ、もっと壁をコーディネートしていくべきだと思いました。ヨーロッパの文化としての額装をもっと学んでいきたいと思えた本です。
インテリアコーディネートの重要なアイテムとして、額装の魅力をご紹介した本です。著者の小笠原尚司さん、小笠原よしえさんはフランスに10数年滞在し、現在は都内で額装教室を併設したフレーミングショップスュール・ミュールを経営しています。ウォールコーディネートのコンセプトに基づき、インテリアを形づくる魅力的なアイテムとしての額縁・額装を紹介しています。美しい額装のビジュアルやインテリア空間の中での活かし方など、専門家ならではのアーティスティックなフレームコーディネートの世界を堪能いただけます。何気なく飾っている写真や絵でも、もっとフレームに凝ってみたりコーディネートの仕方を工夫してみると、いつもとは違う表情を見せてくれるものです。インテリアの印象をも変えてしまう力だって持っていますよ。そんなウォールコーディネートのテクニックとしての額装の世界へ、あなたも足を踏み入れてみませんか。