書籍名 | インテリアと家具の歴史 近代篇 |
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出版社 | 相模書房 |
ISBN-10 | 4782487029 |
ISBN-13 | 978-4782487020 |
発売日 | 1972/06 |
商品サイズ | 8.4×13.6×2.6cm |
価格 | 1890 |
インテリアコーディネートの勉強をしています。コーディネーターの資格は持っているのでさらに専門的で、実践的な知識を付けていきたいと思っていますが、それと並行してインテリアとか家具の歴史も学びたいなと考えています。体系的にインテリアや家具のことを学んで、インテリアコーディネーターとしていい仕事がしていきたいと思っています。建築関係の歴史について書かれたものを探しているうちに本書を見つけました。かなり以前に出版された本なので、今読むと古く感じられる部分もありますが、出版された当時のインテリアの立ち位置みたいなものも感じ取れるので、それもおもしろいかなと購入してみました。インテリア関連に限らず、デザインについて学んでいると、どうしても新しいものにばかり目が行きがちで、最近のトレンドはとか、どこそこの展示会で出展されている話題の家具はとか、そんなことばかり気になってしまいます。もちろんそれも大切なことで、時代の流れを把握して、今クライアントの求めているものを探り当てて提供するのが私たちの仕事ですからね。でも、インテリアや家具、ファブリックが現在の形に至るまでの歩みみたいなものを知ることで、今後のデザインの進むべき方向というか、求められるものが見えてくる場合もあると思うんですよね。故きを温ねて新しきを知る、温故知新ですか、そんな感じです。そんなの必要ないとか無駄な遠回りって言う人もいますが、ここに至るまでのプロセスをきちんと知ることは、長い目で見れば今後の仕事に必ず生きてくると思います。実務の場で迷ったりしたときは、ひとつでも引き出しが多い方がいい提案が浮かんでくると思いますから。
インテリアの変遷と家具デザインの進化の流れを、近代建築の発達に沿ってとらえ解説しています。近代の建築の歴史をひも解いていくことで、その中で様々な変化を遂げてきたインテリアと家具の発達の足跡を探ることが可能です。インテリア・家具のこれまでの足跡を知り、今後の進むべき方向性を見つめました。