書籍名 | インテリア工事標準仕様書 |
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出版社 | 経済調査会出版部 |
ISBN-10 | 4874379400 |
ISBN-13 | 978-4874379400 |
発売日 | 2007/11 |
商品サイズ | 1.6×15.2×2.6cm |
価格 | 3800 |
インテリア関連の勉強をしているので、有何時の工事標準仕様書である本書を購入しました。インテリア工事標準死傷者委員会が時間をかけて編集したもの。これまでにも法規をまとめたものはありましたが、本書の登場でいろんなことが標準化された意味は大きいです。インテリア業界やそこで働くものの地位向上のための本ともいえ、業界関係者は必携です。
インテリア工事標準仕様書委員会(インテリア産業協会、日本インテリア学会、日本インテリアデザイナー協会、日本インテリアプランナー協会により構成)が制定した仕様書です。国土交通省監修の「公共建築工事標準仕様書」「公共住宅建設工事共通仕様書」などに準拠しています。本文編と解説編の2冊のセット本です。建築業界の分野では、設計と施工業務がはっきりと分離され整理されていますが、歴史の浅いインテリアの分野ではその境界線があいまいで、インテリア工事については標準的な仕様書が存在せず、これまでは建築工事契約の一部分としてしか取り扱われてきませんでした。しかし、昨今のインテリア業界の大きな発展に鑑み、その必要性が高まってきました。インテリア業界独自の領域が明確に位置づけられてきたこともありますので、インテリア業界の発展やインテリア工事の品質の向上、工事にからんで発生する可能性のある紛争の回避、インテリア関連業務やそれに携わる者にたいする社会的地位の確立と信用性向上のために、標準的な仕様書の存在を求める声が高まり、その必要性が検討されてきました。そういった背景により本書が制定されました。これにより、インテリア工事の独自性を明確化し、設計契約業務や工事契約業務を標準化することができたことになり、多くのインテリア工事の契約図書を整理してまとめた唯一の仕様書となりました。前述のインテリア工事標準仕様書委員会の長年の努力の結晶ともいえるし仕様書となっており、業界関係者の必携の書として、これまでの不明点や疑問点解消の一助となるものと思われます。