書籍名 | わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります |
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出版社 | エンターブレイン |
ISBN-10 | 4047286834 |
ISBN-13 | 978-4047286832 |
発売日 | 2013/02/28 |
商品サイズ | 1.2×15×1.8cm |
価格 | 1050 |
以前、新聞か何かで見たことがあって、そのあまりの何もなさに驚きました。興味があって買って読んでみたんですが、東日本大震災の経験とかは思わず考えさせられる部分が多かったです。もともと片付けが趣味というか生きがいだった著者が、一瞬ですべてが失われてしまう瞬間を体験したことで、ものにたいする見方が決定的に決まってしまったわけですね。まいさんの、ものを持たないという暮らしの中にあるのは、本当に必要な物や好きなものを見極めることの大切さです。気づきの多いコミックエッセイでした。
断捨離ブログランキングでみごと1位に輝いた、大注目の「なんにもないぶろぐ」の著者のゆるりまいさんによるコミックエッセイです。そのあまりにも「なんにもない」部屋はたくさんのメディアで取り上げられ大反響をよびましたが、本書ではここに至るまでのまいさんの生い立ちや周囲との葛藤、本当に自分らしい居心地のよさとは何かといったことなどをセキララに綴っており、笑えて納得できて学べてしまう、お得なコミックエッセイとなっています4.捨てたい病を発症してしまった当時のまいさんのことから、東日本大震災を経験したことで、本当に必要なものとは何か、必要なのか捨てられないだけなのかなどについて深く考えるようになります。家じゅうのものが凶器となった瞬間、これまで築いてきたものを一瞬にして失うという経験をしたことで、ものはかなさやたくさんのものを持つことについて考えます。そこから汚屋敷脱出が始まって、捨てることへのあくなき追求、情熱がほとばしり始めてきます。なんにもない快感にすっかり目ざめてしまったまいさんが、快適な暮らしを形づくっていった様子がありありと綴られていますよ。しかし、まいさんのご家族はいわゆる「片づけられない」人たちだった!片づけ魔とそうではない家族たちとの葛藤から、楽しく過ごすためのルールには納得できるものがあります。巻末委は、そんなまいさんのおうち拝見コーナーもありますから、なんにもない部屋を体感できますよ。あなたもこの本で、「なんにもない」楽しさと幸せを体感してみませんか。