書籍名 | 型録・ちょっと昔の生活雑貨 |
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出版社 | 晶文社 |
ISBN-10 | 4794963629 |
ISBN-13 | 978-4794963628 |
発売日 | 1998/08 |
商品サイズ | 5.4×18×1.4cm |
価格 |
昔の生活雑貨が、カタログや広告とともに紹介されています。分かるモノも載っているけど、時代劇や映画などで見たような気がするな、と思われるモノも。自分の祖父や祖母世代が見たら懐かしむだろうな。骨董屋さんや昔のモノを取り扱っているお店にまだありそうなモノも載っていました。今の通販の原型が明治時代にすでにあったとは驚きです。昔のモノは見ていると不思議な感覚になります。タイトルにあるように、ちょっと昔の生活雑貨なのに、それ以上の時を経ているようにも感じます。日本の高度成長期がそうさせたのか、なんだか日本のアンティークやアートのようにも感じます。明治時代の小説を参考に生活雑貨を探し出していくのですが、その発想がとてもユニークで、ぜひ他の時代の小説も参考にしてほしいな、と思ったりします。必携筆記道具、改良食生活用品、衛生生活用品、必殺害虫対策用品、四季の快適小道具、のテーマごとに、昔の生活雑貨が紹介されていました。
ちょっと昔の日本人の暮らしが見えてくる、ユニークな生活小百科です。いまではあたり前に利用している通信販売。はじまりは実に古く、明治初期にさかのぼります。当時の通販カタログには、魔法瓶、料理ストーブ、井戸ポンプ、帽子掛、箱枕、ハンモック、お丸、捕鼠器、行火、鉛筆などの、ありとあらゆる暮らしの道具が掲載されていました。文明開化によって大きく変化した日本人の生活。それらのモノたちはどのように暮らしに使われてきたのかが気になるところ。300点もの貴重な図版とエッセイで丁寧に紹介しています。西洋文化の影響も見られる道具の数々。料理ストーブ、回転式台所道具、コロップ抜き、蠅取器など、懐かしくもあり貴重な道具がたくさん登場します。明治期の小説をもとに、当時のカタログに登場する生活用品から人々の生活を探ります。1 必携筆記道具/2 改良食生活用品/3 衛生生活用品/4 必殺害虫対策用品/5 四季の快適小道具。