書籍名 | ベニシアのハーブ便り ― 京都・大原の古民家暮らし Venetia's Ohara Herb Diary |
---|---|
出版社 | 世界文化社 |
ISBN-10 | 4418075038 |
ISBN-13 | 978-4418075034 |
発売日 | 2007/03/27 |
商品サイズ | 5.6×19.2×1.8cm |
価格 | 1995 |
とても評判のいい本で、私自身もハーブが好きなので購入しました。ハーブの種類や薬効、基本的なハーブの育て方の知識がつくのはもちろんですが、限られた時間の中で本当に豊かに暮らしていくこと、自分にとっての大切なものとは何かなど、人生や生き方そのものの本質に迫った良書です。とはいえ、肩の力を抜いて楽しめる本でもありますから、たくさんの方々に勧めたいですね。四季折々のハーブを使ったお料理やお茶、インテリアとしてのコーディネートの仕方などが満載されています。日本でもこんな豊かさを手に入れられるんだなと思わせてくれますよ。
京都・大原の築100年の古民家に暮らすハーブ研究家、ベニシア・スタンリー・スミスさんのハーブとの日々の暮らしを綴った心温まる一冊です。イギリス貴族の館に生まれ、19歳でそこを離れインドを旅したのちに71年に来日、大原の古民家にハーブガーデンを作りました。この本はそんなベニシアさんからのとっておきの贈り物です。四季ごとにすてきなハーブを紹介してくれています。春3月は植物たちの声に耳を澄ます時。レモンタイムのパウンドケーキやレモンバームのレモネードが美味しそうです。4月は鶏肉のハーブとオレンジ風味の蒸し煮や、ラベンダーとオートミールの石けんなど、5月はラベンダービネガー、ローズマリーの食器用石けん水などを見ていきます。夏6月は、虫と共に暮らす時季で、ハーブ虫除けスプレーや、愛犬用ハーブバスなど、7月はヘナの髪染め、アロエの化粧水、8月はハーブを使ったサラダやカレー、デザートなどをたっぷりと見ていきましょう。秋9月10月は、バジルやナツメグ、柚子、ラズベリー、11月は不眠解消のためのハーブ使いを見ていきましょう。12月はクリスマス、シュトーレンやホットスパイスワイン、ローストターキ、ホップのキャンドルホルダーなどを見ていきます。1月は七草粥、トマトハーブ鍋、ベニシア風お屠蘇など。2月はアロマテラピー・ホットスパ、月桂冠のカスタードプリン、ミントゼラニウムチョコレートケーキなどをご覧ください。ベニシアさんと一緒に1年を過ごしたように感じられる、楽しくて役立つ本書をぜひお手元に置いてください。