書籍名 | パリ、ひとり暮らしのインテリア |
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出版社 | エディシォンドゥパリ |
ISBN-10 | 4573020918 |
ISBN-13 | 978-4573020917 |
発売日 | 2010/01 |
商品サイズ | 1.2×15×1cm |
価格 | 1680 |
どの部屋もかわいくてセンスが良く、さすがはパリジェンヌたちのお部屋だなと思いました。でも、そんなにお金をかけているわけではなさそうですし、びっくりするくらい広いわけでもないですよね。インテリアにたいする姿勢みたいなものが違っていて、ヨーロッパの人たちって家にいる時間を最も大切にしますから、その時間を過ごす空間づくりにはいろんな工夫を施しますね。すぐに新しいものを買うのではなく、今あるもので工夫する、作り替えて再利用するといったことに対するスキルが高いです。これはもう子どもの頃からそういった環境で育ってきているからでしょうね。家には必ずと言っていいくらい古いものがあって、今の暮らしに上手に取り入れて暮らしている。高価なアンティークを飾ってます的なものとは違って、それをちゃんと使いこなしているところに感心します。それから、この本に出てきた部屋もそうですが、色使いが本当に上手ですよね、海外の人たちって。結構カラフルな部屋でも品よくまとまった印象なのは、上手に使ってるからでしょうね。ビビッドな差し色を加える場合でも、柄ではなくって無地にするとか、乱雑にならないような工夫が感じられます。あと、ものをむやみに買わないというか増やしませんよね。気に入ったものだけを買うというか、買い物にいってもお気に入りが見つからないと買わないですしね。そういった堅実な暮らし方は見習いたいと思いました。
ひとり暮らしのパリジェンヌたちのお宅を見せていただきましたので、そのセンスやアイディアを私たちの暮らしにも取り入れてみましょう。パリの雑貨屋さんや、蚤の市、お部屋探しのガイドも付いています。どのお部屋もセンスが良く、かわいくておしゃれですが、私たちと比べてもそれほど広いわけでも、お金をかけているわけでもありません。自分の空間を居心地良くしたい、すてきな場所にしたいという気持ちが、さまざまなアイディアや工夫を生み出しているのです。そんなパリジェンヌたちの暮らしには、私たちでも取り入れられるアイディアがいっぱいです。この本と一緒に、あなたも彼女たちからアドバイスを受けてみませんか。