書籍名 | インテリアの計画と設計 |
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出版社 | 彰国社; 第二版 |
ISBN-10 | 4395005195 |
ISBN-13 | 978-4395005192 |
発売日 | 2000/10 |
商品サイズ | 0.4×21×1cm |
価格 | 3360 |
インテリアコーディネーターの勉強をしていますが、教科書的なものを探していてこの本を紹介してもらいました。もちろん建築関連の知識も必要ですが、インテリア関連へのアプローチの仕方は異なると思っていたので、この本の取り組みはすばらしいと思います。いわゆる繊細さとかきめの細かさみたいなものが必要だと思いますからね、インテリア関連は。この本では新しい分野の研究成果なども取り入れつつ、インテリアの世界を体系的に構成しているので、しっかりとした知識を付けたい場合には必携の教科書だと思います。それから、図版がたくさん載っているのでわかりやすいです。
建築関連の知識習得とは、また違った角度から取り組む必要のあるインテリア関連。本書では、人間工学などの新しい学術分野の研究成果を取り入れながら、インテリアの全貌を体系的に整理・構成し、インテリアの計画と基礎的な設計手法について詳細に解説いたしました。建築基準法・同施行令の改正に伴い改訂した第2版となります。Ⅰのインテリア計画の基礎では、インテリアと家具の歴史、インテリア計画の手法、インテリアの人間工学、室内環境とその調整、設備計画と機器、インテリアの構法、インテリアエレメント、生産・施工・維持管理について学びます。Ⅱの住空間の計画では、住宅と住空間、LとDK、個室、水まわり、玄関・廊下・階段について学びます。Ⅲの石灰の技術では、設計の手法、設計図書、プレゼンテーションの手法を学びます。巻末には図版出典リストも付いています。20名の専門家によって著されロングセラーとなっている本書では、特にⅠ章にスペースが割かれており、インテリア計画、人間工学、構法などについて詳細に述べられています。図版を多用して、初学者でも理解がしやすいように構成され、ロングセラーの一要因を担っています。インテリアの学問的体系化を図った教科書として、多くの方におすすめしたい学術書です。